13億人が利用する中国版LINE・WeChat(微信)を活用して、訪日中国人にアプローチ!
中国で使われる最大のコミュニケーションツール・WeChat(微信)/Weixinは、中国のインターネット社会において最大のインフラとなっています。ユーザー数は約13億人(2022年12月)と言われており、全国民の90%以上が利用しているといわれています。中国版LINEといっても差し支えないでしょう。日本企業でも中国人向けインバウンドマーケティングに取り組み企業が増えてきており、公式アカウント(微信公众平台)を開設する企業も徐々に増えてきています。
※中国国内ではWeixinというアプリ名が使われおり、中国国外ではWechatと呼ばれています。
WeChat公式アカウントは、LINEの公式アカウント(企業版アカウント)と同じような使い方が可能です。ユーザーとのコミュニケーションや、情報発信などを行い、集客、売上向上を目的として運用されます。当社では、現地のマーケティング会社と提携し、貴社にとって最適なWeChatアカウントの運用をサポートいたします。面倒な開設、登録作業から、ユーザーとのやりとり、ニュース発信(翻訳含む)等、WeChatでできることをフル活用&ワンストップで運用を代行いたします。
WeChat公式アカウントでできること
WeChat公式アカウントを立ち上げると、フォロワーとのコミュニケーションをはじめ、様々なことが可能になります。
①フォロワーとのコミュニケーション
自社の商品紹介やおトクな情報の配信はもちろん、フォロワーとのメッセージのやりとりも可能になります。本施策の最もベースとなる機能と言えます。
■使用できる機能
・メッセージ配信
・チャット機能
・外部リンク設置
・WeChat決済
・EC機能
・クーポン配信
・自動返信機能
※一部、現地での営業許可証など書類が別途必要となるものがあります。
そのため、顧客とやりとりをする必要がある業種のお客様は、メールよりも一般的なWechatの開設が必須となります。
②WeChatへの広告出稿
WeChat内に広告を出稿する場合も、公式アカウントが必要となります。露出を増やしていくためには、WeChatの広告出稿は最大の有力候補となります。出稿を少しでも検討している場合は開設しておくことを推奨します。Wechatの広告は、Wechat公式アカウント広告と、Wechatモーメント広告の主に2種類が存在します。
③WeChatミニプログラムの活用
WeChatミニプログラムとは、WeChat内で動くアプリケーションのことで、中国では急速に普及が進んでいます。独立したアプリとは異なり、WeChat内で動くプログラムなので、公式アカウント内にゲーム機能を持たせたり、ポイント機能、マイページ機能などを持たせることが可能のため、非常に拡張性が高くなります。通常のアプリを開発すると数百万以上は必要となりますが、WeChatミニプログラムであれば、数十万円から開発が可能となります。
WeChat公式アカウントの種類について
公式アカウントには、サービスアカウント(服務号)と、購読アカウント(訂閲号)の2種類があり、どちらかを選んで運用していきます。
サービスアカウントは、日本で言うLINE公式アカウント(旧LINE@)にあたります。店舗や企業が情報をお得な情報を発信していくような使い方は、サービスアカウントになります。
一方、購読アカウントは、ニュース記事のようなものを個人向けに毎日配信していくような使い方になります。機能や他サイトへの誘導等をふまえると、マーケティング目的であればサービスアカウントを選択しておけば間違いありません。
機能 | サービスアカウント(おすすめ) | 購読アカウント |
表示形態 | チャット画面に表示 | チャット画面の購読フォルダ内に表示 |
投稿可能数 | 月に4回まで | 1日1回まで |
フォロワーとのやりとり | 可 | 可 |
外部サイトへのリンク | 可 | 不可 |
WeChat決済 | 可 | 不可 |
企業アカウントという公式アカウントもありますが、主に社内チャットツールのような位置づけとなるため、インバウンド集客に使用することはありません。
WeChat公式アカウントの取得に必要なもの(日本企業)
WeChat公式アカウントを取得するには、以下のものをご準備いただく必要があります。
日本企業かつ現地法人ありの場合
企業の基本情報(名称、住所、郵便番号等)
営業許可証基本情報(許可番号、設立日時、経営範囲等)
営業許可書のデータ
組織番号
Wechatの公式アカウント運営者の直近3か月の電話料金明細書
Wechatの公式アカウント運営者の身分証明書(パスポートや免許証などの両面の写真)
テンセント社へ提出する認証証明書
日本企業かつ現地法人なし(または現地法人ありだが中国人担当者がいない)の場合
登記簿のデータ
テンセント社へ提出する認証証明書
Wechatの公式アカウント運営者の直近3か月の電話料金明細書
Wechatの公式アカウント運営者の身分証明書(パスポートや免許証などの両面の写真)
※運営者は中国人である必要があります。いらっしゃらない場合はご相談ください。
WeChat公式アカウントの開設費用
開設代行手数料:300,000円
2年目以降の年間更新手数料:30,000円
※いずれも税別となります。
※テンセント社への支払手数料$99を含みます。
wechat公式アカウント開設までの流れ
1.ご契約
開設するアカウントの種類などを確認後、契約を締結します。
2.必要書類の提出
登記簿をはじめとする必要書類の提出をお願いします。
3.申請
テンセント社に申請を行います。
4.開設完了
特に不備等がなければ1ヶ月程度で開設が完了します。
5.アカウント譲渡
ご希望に応じて初期設定を行い、アカウントをお渡しします。
6.お支払い
開設完了日から2週間以内にお振り込みの方をお願いします。
よくある質問と答え
- Qお支払いは円ですか?元ですか?
- Q現地法人がありませんが、認証アカウントの取得は可能ですか?
- Q申請者の変更は後から可能ですか?
- QWeChat以外にも中国インバウンドマーケティングを考えたときに有効な施策はありますか?