ネット風評被害ということばが登場して7,8年余り。SEO対策をするのと同じ感覚でネット風評被害から自社を守ろうとする動きはいまや当たり前となりました。ネット風評被害とは、インターネット上において会社のブランドやサービスを毀損するようなことば(主にデマやウソ、先入観によるマイナスイメージ)がユーザーの目に晒され、直接的または間接的に被害を受けることをいいます。

ネット風評被害対策が必要となった背景には、ユーザーやクライアント様が何かを購入、申し込む際に口コミや評判を検索して検討する当たり前となったことがあります。比較検討する際に、自社のネガティブな情報が口コミで話題となっていたり、根も葉もない噂が一人歩きをしていると、それが事実無根にもかかわらず自社の評判を落とし、結果として購買や契約に至らなくなってしまうわけですね。インターネットは誰でも簡単に自由にものが言える場所です。

『○○は不具合が多い』
『○○で食事をしたら3日間腹痛が止まらなかった』
『○○はブラック企業だから応募しない方がいい』

このような書き込みが日々、口コミサイトやSNS上で飛び交っています。もちろん、企業側からすればネガティブな意見も真摯に受け止めなくてはいけない部分もあると思いますが、情報リテラシーがどんどん高くなってきており、消費者の比較検討におけるバイアスもどんどん高くなっているのが現実です。そんな中、上記のようなネガティブな書き込みがユーザーの目に飛び込んだあかつきには、企業にとっては大きな機会損失となります。

そのようなネガティブ情報を監視し、クリーンな状態にするのがネット風評被害対策です。ネガティブ情報がどこにあるのかによって対策手法は異なりますが、ネット風評被害に苦しむクライアント様は年々増加傾向にあるのが肌感覚で感じられます(実際、ネット風評被害の依頼件数は年々増加しています)。ネット風評被害を正しく理解し、手を打てる方法はないのか、ネット風評被害にお困りの方は是非一度当社にご相談ください。