SEO対策という概念が登場してから15年以上が経ちますが、SEOを取り巻く環境は大きく進化しています。検索エンジンは日々賢くなり、ユーザーの環境に応じてSEOの順位がパーソナライズ化されたり、そのユーザーに合った記事を優先的に表示させたり、今後も検索エンジンの進化は続いていくのは間違いありません。

検索エンジンの進化が進むとSEOという概念も変わっていきます。そもそもパーソナライズ化された検索エンジンとなれば、SEO対策自体意味をなさなくなります。例えばAさん、Bさんの検索エンジンでは1以下もしれませんが、Cさん、Dさんの検索エンジンでは5位かもしれません。一人一人の検索エンジン結果を追うのは現実的ではありませんし、仮にそれがわかるツールを開発しようものなら莫大な開発コストがかかります。これは個人的な見解ですが、SEO市場は今後衰退していくのではないかと思います。

しかし、「ユーザーにとって価値のある情報」が優先的にユーザーに届けられることはおそらく永遠に変わらないでしょう。いわゆるコンテンツSEOが大切と訴えるSEO会社は増えてきてますし、それ自体は間違っていないと思います。コンテンツSEOは2,3ヶ月で終着するものではありません。来たるべき検索エンジンの大進化に備えて、コンテンツホルダーの企業様は日々良質なコンテンツの提供をし続けなければなりません。

コンテンツの提供と併せてもう一つ大切なことは、Webにおける最良のパートナーを見つけることだと思います。事業を拡大していく中で、これだけチャネルが多様化し、片手間でWeb広告を運用するのは至難の業と言えます。これからさらにWeb広告は多様化し、複雑化されていきます。そんなめまぐるしい変化の中で、その時その時で有効なWeb広告を打ち、アクセスを集め続けないとインターネットの世界では生き残っていけません。

当社としてはその最良のパートナーとなり、企業様と二人三脚で変化と闘っていきたいと考えております。