ECビジネスのプロモーションで定着しつつあるインフルエンサーアフィリエイト。インフルエンサーに商品を使用してもらい、インスタグラムのストーリーやツイッターなどでアフィリエイトで取り組んでもらう本手法ですが、大ヒットする商品と全く売れない商品と、最近は2極化する傾向にあるようです。もちろんインフルエンサーの質という側面もありますが、ECビジネスはLPのクオリティが全てを決めると言っても過言ではありません。LPに流れてきたインフルエンサーのファンをいかに取りこぼさずに購入してもらえるか。それには下記の点に注意してLPを見直してみると良いかもしれません。
「なんか新しい！」「なんか効果がありそう！」がキーワード
当社ではこれまで様々なLPを見てきましたが、LPの構造はどうしても似たものになりがちです。これはおそらくEC事業者様がベンチマークした商品のLPを参考に作成している点が大きいと思いますが、ある意味勝ちパターンでもあるので、大きくそれたものを作成して博打に出るよりは、無難に作成しつつ自社の商品の強みをしっかり打ち出すような持っていきかたを取る会社様が多いようです。
消費者に「また同じような商品だな･･･」と思われてしまうとどうしても購買に結びつきにくいので、
「似たような商品を見たことがあるけどなんか新しいな･･･」
「この商品ならなんとなく効果がありそう･･･」
といった所感が得られるよう、LPを構成していくことがポイントとなります。
商品の権威付けはLPのトップに
LPはファーストビューが非常に重要です。特にトップビジュアルで興味を持ってもらえないとすぐに離脱されてしまうこともザラにあります。そのため、まずは
● この商品は何なのか
● この商品は何がすごいのか
この2点がファーストビューですぐに伝わるような内容にする必要があります。後者に関しては様々な見せ方がありますが、オーソドックスな見せ方はその道のプロのお墨付きをアピールするか、日本人が大好きなNo.1を表示することです。
例えば、美容液であれば美容クリニックの医師、ダイエットサプリであれば著名なパーソナルトレーナーなど、その道に精通した人選を行うことがポイントです。No.1表示は「2020年使ってみたい美容液No.1」などいくつかの項目についてNo.1の根拠となるエビデンスを取得し掲載するのが良いでしょう。エビデンスなしに掲載するのは景表法違反となりますので注意が必要です。
できる限り縛り（契約期間）はない方が望ましい
広告主様からすると、最低の注文回数を設けた方がLTVが上がるため、設定したくなると思いますが、購入率が著しく下がるためおすすめはできません。また最近、契約期間や解約に関するトラブルが消費者庁に多く寄せられていることもあり、将来的に関連法案が見直される可能性が高いです。そこで最近多い形が、定期コースという名目で、最低購入回数は設けない（＝1回の注文でも解約できる）ものの、特に解約等の断りがなければ自動的に商品が届くという手法。自動更新とも言い換えられるかもしれません。この方法であれば、商品に満足してもらえれば、継続してもらえる可能性は高くなり、わざわざ縛りという高いハードルを設ける必要がありません。
インフルエンサーアフィリエイトの観点から見ても、この縛りがあるのとないのとでは、やりたいと手を上げるインフルエンサーの数に大きな差が出ます。なるべくたくさんのインフルエンサーに取り組んで欲しいとお考えの広告主様は、是非縛り期間をなくして値付けをして頂ければ幸いです。
コンサルティングからインフルエンサーアフィリエイトまでワンストップで貴社をサポート！
当社では今回ご紹介したインフルエンサーアフィリエイトをはじめとし、権威付けやNo.1調査、効果測定まで、ワンストップでEC事業をサポートさせて頂くことが可能です。アフィリエイト広告は売れた分だけお支払い頂くという契約のため、無駄な広告費を抑えられるというメリットがある反面、取り組まれている企業様も多いのでLPのクオリティが低いとなかなか購入まで結びつきません。そのため、まずはランディングページのクオリティアップに全神経を集中させることが大切です。
コロナ禍ということもあり、EC業界は全体的に拡大傾向にあります。しかし、EC業界がはじめてという企業様もいらっしゃると思いますので、当社では貴社の状況や目標などを細かくヒアリングさせて頂き、最適なプランをご提案させていただきます。是非お気軽にご相談ください。
