YouTubeサジェストの仕組みを理解してキーワードマーケティングに役立てる
YouTube検索において、キーワードを入力する際に表示されるおすすめキーワード一覧。ヤフーやグーグル検索ではおなじみのこの機能は『サジェスト機能』と呼ばれており、ユーザーの入力の手間を省いてくれる便利な検索候補表示機能です。便利な機能である一方、YouTuberなどで検索を行うとサジェスト汚染と思われる、一部ネガティブなキーワードが表示されているケースも見受けられます。今回は、このYouTubeサジェスト機能の仕組みついて解説していきます。
原則はヤフーやグーグルと同じで、多くの人が検索しているキーワードが表示される
サジェストの仕組みに関しては公表されていませんが、多くの人が検索しているキーワードがリストアップされやすいと言われています。サジェストは、一定のアルゴリズムに基づいて決定され、定期的に更新されています。サジェスト=提案なので、多くの人が検索しているキーワードを軸にYouTubeが提案してくれていると考えればしっくりくるのではないでしょうか。実際、芸能人がニュースになったりすると、その芸能人を入力した際に、そのニュースに関連するキーワード(結婚、出産など)が上位に表示されているため、この考え方は正しいと言えるでしょう。
また、YouTubeを閲覧する場合、PCブラウザ、スマホブラウザ、YouTubeアプリと、主に3種類の方法が存在します。それぞれで表示の差異はあるのでしょうか。結論、ほぼ同じサジェストが表示されるとみて良いようです。
例:脱毛サロン おすすめ というキーワードのサジェスト比較
どの環境においても同じサジェスト内容となっています。ただし、複合キーワードではなく、一語のビックキーワードの場合は、多少表示内容が異なる場合があるようです。
正確なクリック率などは計ることができませんが、ユーザーが使い慣れている機能でもあるため、ここに露出されることでクリックが増え、結果として動画の再生数が伸びることが期待できます。サジェストに表示されているキーワードをベースに、どのような動画が再生されやすいかを考えることはYouTubeマーケティングにおいて重要と言えるのではないでしょうか。
YouTubeのサジェストキーワードを無料で取得する方法
YouTubeのサジェストキーワードを調べる場合、上位10キーワード程度しか表示されないため、全サジェストワードを網羅するのは大変です。PCブラウザでは最大14個のサジェストワードが表示される仕組みになっていますが、実際はこの下にも無数のサジェストキーワードが隠れています。それらを調べるためにはどうすれば良いでしょうか。
こちらのツールを使うと、全サジェストキーワードが取得できるようです。サジェストキーワードは、ユーザーの検索意図を把握するために非常に役立つ機能のため、どのような潜在的ニーズが隠れているか、チェックすることをオススメします。
YouTubeのサジェスト汚染に注意
サジェストはよく検索されるキーワードが表示される仕様です。それはネガティブなキーワードも例外ではなく、芸能人や人気YouTuberなど、一部のキーワードにおいて、ネガティブなキーワードがサジェストに表示される、いわゆる『サジェスト汚染』が確認できます。サジェスト汚染は、何か悪いニュースが発生したとき(薬物や不倫、炎上など)や、やっかみによるいたずらで発生するケースが多いと言われています。
やっかいなことに、サジェスト汚染は、一度起こってしまうとなかなか消えません。理由は、サジェスト欄にネガティブなキーワードが表示されていると、一般ユーザーが気になってクリックするケースが定期的に発生するため、なかなか落ちていかないからです。
サジェストの表示順位は、検索数が多いもの順であると考えられるため、クリックが発生してしまうとなかなか下位に落ちていきません。そのため、いつまでも上位に残り続けてしまうのです。
YouTubeサジェストを消す方法はあるの?
確実な方法はありませんが、サジェスト欄の右下からYouTubeに報告を出すことができます。
誹謗中傷などは、まずはこちらから報告を行い、様子を見てみましょう。改善されない場合は、ネガティブキーワードを押し下げるためにポジティブなキーワードを上位表示させる施策を行うことが必要になります。
当社では、YouTubeのサジェスト汚染対策が可能です。
「ネガティブなキーワードを削除したい」
「特定のサジェストキーワードを表示させたい」
上記のようなご希望がございましたら、お気軽にご相談ください。
YouTubeサジェストを活用して動画再生数を伸ばしましょう!
前述したとおり、サジェストはキーワードマーケティングを行うために非常に役立つツールです。グーグルの考え方は常にユーザーファーストのため、ユーザーにとって良いコンテンツは上位表示される傾向にあります。そのとっかかりとして、サジェストを積極的に活用していきましょう。
サジェストに関して、さらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。