アプリのダウンロード数は今でも重要なKPIとされることが多いですが、ダウンロードを獲得する手法に関しては各デベロッパー様の間で変化してきています。今回は今後有効なASO対策に関してレビューしていきたいと思います。
ブースト広告、リワード広告はもう危険?
ダウンロードを獲得するとなると真っ先に浮かんでくるのがブースト広告の一つでもあるリワード広告ではないでしょうか?リワード広告は、ポイントサイト等でポイント目当てにアプリをダウンロードすることでユーザーにポイントが入る仕組みを利用しダウンロード数を増やす広告でアプリマーケティングの代表格とも言える手法でした。しかし、最近ではプラットフォーム側がリワード広告を禁止することを明示するなど、取り締まりが厳しくなってきています。
(引用:https://www.gamecast-blog.com/archives/65895693.html)
また、App Storeにおいては、今秋に予定されているiOS11のアップデートでランキングのタブが消えることがほぼ決定しているため、ランキングからの流入が非常に弱くなることが予想されます。
(引用:https://app.tokyo/2017/06/06/13653/)
今までは、
リワード広告の出稿
↓
短期間で大量のDL獲得
↓
ランキング上昇
↓
DL獲得
という方程式が成り立っていましたが、今秋以降は成り立たなくなる可能性があり、さらにはリワード広告が明確に禁止されてしまったため、次なる手法を検討する必要があります。アドネットワーク広告が中心になりそうですが、広告をブロックするプラグインなども登場してきているため、アドネットワーク広告だけでは十分とは言えません。
意外と盲点であるキーワード検索
皆さんは何かを調べるときにキーワード検索をするのが普通だと思いますが、アプリ市場においても全く同じことが行われています。
アプリを知るのは基本的にはテレビCMなどのマスメディアが主となりますが、資本力がないデベロッパー様においてはテレビCMは現実的ではありません。そこで登場するのがキーワード検索対策(SEO対策)です。WebマーケティングにおいてSEO対策は基本中の基本ですが、アプリストアにおいてSEO対策をされているデベロッパー様は非常に少ないのが現実です。
アプリの世界でのSEO対策は、検索ボリュームがあるジャンルでかけていくのがセオリーです(RPG、占い、電卓、出会い系など)。オーガニック検索なので純粋にキーワードに関連したアプリを探しているユーザーのみが集まるため、使って満足してもらえれば継続的に使ってもらえる可能性は非常に高いと言えます。もちろんiOS11以降も検索タブは残るので、アップデート以降も使えるのがSEO対策です。
ASO対策の一環としてぜひSEO対策も検討してみてください。当社ではApp StoreのSEO対策、その他のASO対策について無料でご相談承ります。
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