新年おめでとうございます。本年もさらなるサービス向上に向け、気持ちを新たに取り組んでまいりますので、お気付きのことは何なりとご指導いただければ幸いです。変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。

さて今回は、本日と明日、2回に分けて今年のWebマーケティングについてお話しをしていければと思います。是非今年のWeb戦略を考える上で一助となれば幸いです。本日はBtoC編と題し、BtoCのWebマーケティングに関してお話ししていきます。

2019年は動画動画動画の年!

2019年は動画広告市場が更に活況を呈すると言われています。動画広告市場は2018時点で1,843億円、2019年には2,312億円、2024年には4,957億円に達すると予測されています。サイバーエージェント社が公表した動画広告市場のグラフを見てみましょう。

動画広告市場の予測

2019年以降は予測値ですが、きれいな右肩上がりのグラフとなっているのがわかります。今後も動画広告を目にする機会は間違いなく増えてくると言えそうです。
動画広告で代表的なものはyoutubeですが、youtube以外にもTwitterやインスタグラムなどのSNS、各アドネットワーク上でも動画広告を配信することが可能となっており、特に消費者相手にビジネスを行っている企業様は外せない広告フォーマットとなるでしょう。

動画広告の役割はテレビ広告と同じ!とにもかくにも認知

動画広告はテレビCMと良く比較されますが、超安価版テレビCMと考えて頂いて差し支えありません。テレビ広告の役割は「多くの人に商品やサービスを知ってもらう」ことであり、今でも多くの企業が多額のお金をかけて出稿しています。
しかし、ご存じのようにテレビCMを1本打つのに莫大な金額がかかりますので、出稿できるのは資金が潤沢にある一部の大手企業にとどまります。
一方で、動画広告はテレビCMと同じポテンシャルを持っているのに1万円でも出稿できます。しかもネット広告の得意ごとの一つでもある「セグメント」が可能です。
テレビCMはセグメントはできません。もちろん地方によって放送内容の差はありますが、東京都に住む20代女性だけに配信したい、というニーズを叶えることは不可能なのです。たった月々1万円でターゲットとなり得る消費者にのみ配信ができて、テキストや画像よりも何倍も情報量を持つ動画というフォーマットで配信ができる、これをやらない手はないのではないでしょうか。

テレビCMも含め、動画広告の役割は認知の拡大です。何回も何回も動画を見てもらってその商品を知ってもらい、Googleで検索してもらう、あるいはお店で見つけて買ってもらうことが目的です。消費者の購買は認知から始まります。知ってもらわなければ商品は誰の手にも渡りません。テレビCMじゃないと多くの消費者に商品の情報を届けることができなかった時代ではなくなっています。広告費に何百万もかけられない中小企業様でも動画広告であれば全国の消費者に情報を届けることができる時代です。ぜひ動画広告の出稿をご検討ください。

動画広告を出稿したい!でもまずどうすれば?

動画広告を出稿したいとなった場合、まずは動画を作ることが必要です。この部分は確かにバナーを作るよりもハードルは少し高いかもしれませんが、動画作成コストも今ではかなり下がってきており、10万前後でも制作することが可能となっています。また動画といっても、ものすごく凝ったハイクオリティな作りになっていないといけないと言うクライアント様もいらっしゃいますが、そんなことは全くありません。先ほども申し上げたように動画広告の目的は認知の拡大です。もっと具体的に言えば、どんなカテゴリの商品で、名前はこれで、強みを一言で表すとこれです、という3点が伝われば何でも良いのです。
動画広告はとにかく短いのでだらだら長い動画を作る必要がなく、7秒くらいで上記の3つをサクサク見せていければ問題ありません。ただ一回見せるだけでは不十分で何回も見てもらう必要があります。接触回数(フリークエンシー)が増えていけば行くほど消費者の頭に焼き付き、実際のそのカテゴリの商品を買おうとしたときに頭の中にある引き出しから出して買ってもらえるのです。まずは難しく考えずに上記のことだけを意識して作成してみましょう。

動画を作ったら次はどこに出稿するかですが、youtubeから始めることをオススメします。理由は二つあり、利用者が一番多いプラットフォームという点と、最低出稿金額がないという点です。youtubeはGoogle傘下なのでyoutubeはもちろん、GDNの広告ネットワーク上にも配信することが可能です。ですので、まずはyoutubeを抑えましょう。

インフルエンサーマーケティングも依然として需要増!ヒトからヒトへのマーケティング

SNS上で影響力のあるインフルエンサーマーケティングも2019年は依然として需要が高まると予測しております。インフルエンサーマーケティングはSNS内での検索対策、認知の拡大が主な目的です。AISAS理論に基づくと、認知、興味の次は「検索」です。今までは検索と言えばGoogle・ヤフーでしたが、最近はインスタグラムやリアルタイム性であればTwitterで検索するケースも若年層を中心に増えてきました。そのSNS検索対策としてインフルエンサーマーケティングを実施します。
「どんな人が使ってるのか」「使ってみてどうなのか」「ネガティブな情報はないか」消費者は商品やサービスについてあらゆる所で情報収集を行います。その検索行動において、購買の後押しをするのがインフルエンサーの役割です。
インフルエンサーの数も年々増えてきており、本当に力のあるインフルエンサーは一握りとも言われています。きちんとマッチした影響力のあるインフルエンサーを選定しないと、広告の無駄打ちになってしまいます。少しでも費用対効果が高い広告となるよう、インフルエンサーの質は見極めなくてはいけないでしょう。

動画広告もインフルエンサーマーケティングも当社におまかせください!

当社では動画広告、インフルエンサーマーケティングをはじめとし、これまで様々な業界のクライアント様をサポートさせて頂きました。動画広告は、制作から効果測定まで一貫してサポートが可能です。インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーの選定から投稿までサポートさせて頂きます。

年が明けて色々と仕掛けていきたいとお考えのクライアント様は、是非お気軽にご相談ください。